入門 GNU Emacs 第3版
- 作者: Debra Cameron,James Elliott,Marc Loy,Eric Raymond,Bill Rosenblatt,宮下尚,半田剣一,新井貴之,鈴木和也
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/03/12
- メディア: 大型本
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そこで、本書を読んで、「おおー!?これは!!」と思ったところをレビューがてら箇条書きに抜き出してみます。
Emacs は、"Editing Macros" の略だが、行きつけのアイスクリーム屋の名前のもじりという説もある。 (p.9)
ええええーー!?びっくり。ストールマンってアイスクリーム好きなのかな・・・
ブックマークの作成、移動 (p.100)
知ってたけど、改めて解説読んで、便利かもとおもった。
Dired (p.115)
g とか、D とか R とか。忘れてるのでちゃんと使おう。
マクロ (第6章)
マクロとか特にいらねーや・・・と思って使っていなかったけど、使ってみたら死ぬ程便利。まじで死ぬ。
M-x load-file で、.emacs 再読み込み (p.305)
コマンド忘れて、.emacs 書き直すたび再起動してた。ちょっと注意が必要なコマンドだけど便利。
VCコマンド (p.379)
C-x v d で、ディレクトリ内の登録済みのファイルをすべて表示する、が便利すぎる。こんなこと出来るとは知らなかった。
Ediff (p.390)
これも便利そう。あとで覚える。
個人的には、Emacs Lisp について章を割いてくれたところが気に入りました。そこで勉強がてらに、簡単な Emacs Lisp を書いてみた。
C-w で、カーソル位置の単語削除&範囲選択切取り
bashとかだと、C-w で、カーソル位置の単語削除ができますが、Emacs では、選択範囲切取りになります。emacs と シェル上を行ったり来たりすると、C-w のキーの動作が違うので大変イライラします。そこで、範囲選択してないときは、カーソル位置の単語削除、してるときは、範囲選択切取りな Emacs Lisp です。ちなみに内緒の話ですが、この6行書くのにたっぷり1時間かかりました。。。
(defun backward-kill-word-or-kill-region () (interactive) (if mark-active (kill-region (region-beginning) (region-end)) (backward-kill-word 1))) (global-set-key "\C-w" 'backward-kill-word-or-kill-region)