OSC2009 Tokyo/Spring に行ってきました
オープンソースカンファレンス春2日目に、id:dharry と行ってきましたので、レポートしてみます。貰った資料と記憶を頼りに書いているので、間違いなどあるかもしれませんが、ご了承願います。
2 月 21 日(土) セミナー
見る予定のセミナーは、3つ。
- 浅草では Ruby 1.9.1 を使ってます
- オープンソースでシステム監視! 統合監視ソフトウェア ZABBIX の機能と利用事例のご紹介
- いまさら聞けない! Samba によるファイルサーバー構築入門
以下、セミナーのレポート。
浅草では Ruby 1.9.1 を使ってます
自分の中では、以前から Ruby 熱が高まりつつあり、そんななか 1.9系の初の安定版 1.9.1のリリース&ささださんのご尊顔を拝謁する希有で貴重な機会なので(←大袈裟)立ち見がでるほどの盛況ぶりを期待してたんですが、、、あまり人が集まってませんでした、、、がっくり。なんで???
でも、プレゼンは面白かったです。あ、プレゼン中に後ろの人が突然大きい声で質問し始めたので、とてもびっくりしました。あと、今思ったんですけど、会場の一階でフラナガン本↓買って
- 作者: まつもとゆきひろ,David Flanagan,卜部昌平(監訳),長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/01/26
- メディア: 大型本
- 購入: 21人 クリック: 356回
- この商品を含むブログ (123件) を見る
オープンソースでシステム監視! 統合監視ソフトウェア ZABBIX の機能と利用事例のご紹介
友人の仕事がらみで参加しました。ザビックスってのは、運用管理ツールのことです。Nagios とか Hinemos とかそんな感じ。ZABBIXの紹介と利用事例という内容でわかりやすかったです。おわり。
いまさら聞けない! Samba によるファイルサーバー構築入門
友人が、たかはしもとのぶさんのご尊顔(略)なので、セミナーに参加する予定だったんですが、昼飯食べたあと、友人と飯屋で雑談しすぎて時間ギリギリにいったら満席で入れませんでした。。。がっくり。で、予定外の時間が出来てしまったので、展示会場をうろついたんですが、色々と面白いブースがあったので紹介してみます。
展示場の内容
OSASK 計画
「30日でできる! OS自作入門」の著者の川合さんに色々と説明していただきました。未踏ユースに採択されている OSASK も OS自作入門って本も知ってましたが、同じ方とは知りませんでした。川合さんはとても気さくな方で色々と説明していただきました。
右を見ても左を見てもネットブックばかりの展示場の中で、往年の名機チャンドラ(←多分)とリブレットが置いてあって OSASK OSが動いてました。懐かしくて感動です。また、隣のブースでOS自作入門を読んで、半年くらいでOSを自作したという中学生2人が参加してて、理系離れとか言われている昨今ですが日本の将来は安泰だなあ、などと思いました。
Open Street Map
ひとことで説明すると、地図版 Wikipedia です。GPSロガーをもってあちこち歩き回り、著作権フリーの地図を人力作成しましょう、というプロジェクトらしいです。ブースにいた爽やかな好青年の方が「この会場でうちが一番健康です(笑)」と言っていたのにとても納得しました。
間宮林蔵になりたい方はこのプロジェクトに参加してみては如何でしょうか。
OpenSolaris ユーザーグループ
Jaris (Japanese Solaris) という、日本語環境など、Open Solalis を日本人向けにカスタマイズしたディストリがあるそうです。wine なんかも独自に改良しているとのことでした。
日本タイル型ウインドウマネージャー推進委員会
個人的に興味があったので話を聞きました。タイル型ウインドウマネージャーって何?って方は以下の動画をどうぞ。
Windows用では、HashTWMってのがあるとのことです。便利そう。