Λάδι Βιώσας

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アミバ様 (後編)

アミバ様を尊敬していると言った自分ですが「それってなんかおかしいよなぁ」という自覚はあります。そのおかしさはとは、2点あります。

一つ目は、アミバ様の特徴です。同じ「様」なのにアンソニーアミバ様は、見た目から内面から死にかたにいたるまで、全く逆の性質を持っているという点です。

二つ目は、自分はヨン様に対してムカつく理由を理解していながら、それを解消させる手段(記号化された概念の共有)を拒んでいて、似たような別の概念(アミバ様)を受け入れている点です。

これらからわかることは、自分は「ヨン様」という概念を受け入れたくないあまりに、ヨン様のイメージとは全く逆の別の概念(非道で悪人な人物を「様」と崇める)を作り出し、それをもって爽やかなナニナニ「様」に対抗しているのだ、と言えます。

これは、ヨン様に対する自我防衛本能が働いた結果なのです。自我防衛本能の反動形成(一つ目)と代償(二つ目)が起きているのです。僕がとんでもない悪人のアミバ様を好いてるからと言って変人扱いしてはいけません。僕やアミバ様は悪くないんです。ヨン様が全部わるいんだぁ〜!(逆切れ)

しかし、これらはあくまで自己分析なので「そんなこと思ってるのはアンタだけだろ」と言われてしまうと反論できません。さらに「オレはヨン様好きだけど、アミバ様も好きだよ?」とか「そもそもアミバ様は、ヨン様より昔からいる人物じゃん」とか、この理屈にはいまいち穴があるのが目立ちます。ちっ、ここまで屁理屈こねたのに無駄骨かよ。。。くそう。。。

「・・・逆転よ!」え?「発想を逆転するのよ、ナルホドくん!」

そんなわけで、発想を逆転してみます。