テディベア効果
プログラミング作法というカーニハンの名著があります↓コレ*1
- 作者: ブライアンカーニハン,ロブパイク,Brian Kernighan,Rob Pike,福崎俊博
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
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エンジニアな人たちにとって、原因不明なバグや想定外の障害に頭を悩ませることは日常茶飯事のことと思います。そのような状況に陥った時、この本が教えてくれるのは、まずテディベアに相談しなさいということでした。以下引用
自分のコードを誰かほかの人に説明して聞かせるのも効果的なテクニックだ。こうすると自分自身インバグが見えてくることが多い。場合によっては説明し始めた途端に気がついて「あ、もういいや、変なところがわかったよ。ごめん、ごめん」などと言って照れくさい思いをすることもある。このテクニックは意外なほど有効だし、聞き手は別にプログラマでなくてもかまわない。ある大学の計算機センターのヘルプデスクのそばにはテディベアのぬいぐるみが常備されており、摩訶不思議なバグに悩む学生は、人間のスタッフに相談する前にぬいぐるみに向かって説明しなければならないことになっていた。
さて、年末も押し迫ってきて、やらないといけない瑣末なこと、とてもやりたい重要なこと、がたくさんあって混乱してくる。特に専門的なことでやりたいことを家族等に話していると「お前は何を言ってるのかさっぱりわからない」と言われるのだが(そりゃそうだ)頭を抱える悩み事を一方的にしゃべるだけで「ごめんわかったもういいや」となるのであった。他人様にはさぞ迷惑なことだろう。
というわけで今後「(専門的な)悩み事はテディベアに向かってしゃべるように、まず、はてな日記に書きましょう!」と自戒をこめてメモしておきます。