vmware server&FreeBSD6.1Rからwindows上のファイルを編集
某友人から、vmware serverいいよ!と教えてもらったので、vmware playerから乗り換え。ついでに、ubuntuからFreeBSDに乗り換えてみました。ようするに、こないだのネタのFreeBSD版です。簡単に手順をまとめておきます。
イメージのダウンロード
http://www.vmware.com/vmtn/appliances/
FreeBSDのイメージをダウンロードします。今回は、FreeBSD 6.1, user install、↓コレを使いました。
http://www.vmware.com/vmtn/appliances/directory/161
いろんな準備などなど
イメージを起動してrc.confや、resolv.confなど修正して、sudoとかcvsupとかemacsとかsambaとかいろいろ入れます。
# pkg_add -r sudo # sudo # pkg_add -r cvsup-without-gui # cvsup # cp /usr/share/examples/cvsup/* /usr/local/etc/cvsup # cd /usr/ports/japanese/emacs-emcws # emacs21 # make WITH_WNN7=NO WITH_CANNA=NO NO_X11=YES install # Xは使わない # cd ~ # scp user@hogehost:.emacs . # 他のマシンからdot.emacsをコピー # cd /usr/ports/japanese/samba # とりあえずsamba # make install # rehash; make clean
FreeBSD起動時にWindowsのフォルダを自動でマウント
FreeBSDからWindowsの共有フォルダにアクセスするには、本来sambaを入れる必要はないらしいのですが、自分で試した時はsambaを入れないと上手く動きませんでした。うーんなぜだろう
で、sambaを入れたついでに以下のオプションを追加してカーネル再構築もしときました。
options LIBICONV options LIBMCHAIN options NETSMB options NETSMBCRYPTO options SMBFS
本来の手順では、samba入れるのも、カーネル再構築も必須じゃないので、飛ばしてもOKなはず。。
で、fstabに下のような設定を追加して、
echo '//user@windows/share /path/to/mountpoint smbfs rw 0 0' >> /etc/fstab
/etc/nsmb.confを修正します。
# vi /etc/nsmb.conf ---- [default] workgroup=MSHOME [HOSTNAME] addr=192.168.0.10 # WindowsマシンのIPアドレス [HOSTNAME:USERNAME] password=$$xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Windowsマシンのホスト名とユーザー名は大文字で。パスワードは、smbutil crypt PASSWORDして暗号化した文字列を。そうしないと上手く動いてくれません。以上で、VMWare上のFreeBSDから、Windowsの共有フォルダにアクセスできるようになりました。
問題点
しかし、ひとつ困った点が。nsmb.confで共有先WindowsマシンのIPアドレスを指定しないと、mount_smbfsが動いてくれません。
smbutil lookupしても、nmblookupしてもnet-bios名からipアドレスを引けているっぽいのに、IPアドレスを指定しないで↓こんな感じでmount_smbfsすると
sudo mount_smbfs //username@hostname/share /mnt/windows
unknown hostと言われてしまう。こうすれば↓ちゃんとマウントできる。
sudo mount_smbfs -I 192.168.0.10 //username@hostname/share /mnt/windows
うーん、、、謎だ。。。
おまけ:vmware serverの感想
server版では、イメージのsnapshotとかも取れて便利だなーと思った。色々環境を試してみたい人には最高のツールです。しかし、こんなのが無料で使えるなんて、、、ほんと長生きしてて良かったです。